ミュンヘン暮らし便り

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ミュンヘンでの暮らし・子育てについてのブログ

コロナ過での帰国

2020年8月に本帰国となりました。

コロナウイルス感染拡大の影響もあり夫の任期が短くなりました。

コロナウイルスによる世の中の状況はどんどんと変化していくので、数ヵ月前の話が参考になるのかはわかりませんが書いておこうと思います。

飛行機のこと

まず、飛行機を二か月先で予約したのですがフライトが取り消されるかもしれませんという状況での予約でした。
飛んでくれたので帰れましたが飛行機を予約したからと確実にその日に帰れるのだ!とはならないのですね。
フライトがなくならないことを祈りながらひとつの航空会社を予約して、あとは当日近くまで様子見としました。なにも参考にならない対応ですが…。
日本への本数もとても少なかったので、ひとまず実家へ帰る予定でしたが実家から離れた空港行きのものしかありませんでした。
コロナ対策で公共交通機関を使わずに帰宅しないといけないので遠い空港着の場合は、帰宅方法の事前準備が必要ですね。
私達は空港近くのホテルで自粛生活をすることになりました。

フライトについて少し!
本当にお客さんがいなくてほぼ貸し切りでした。
子供がうまく寝付けず泣いてしまったのですが他のお客さんがいないし、CAさんがきめ細かくサービスしてくださるし楽でした。
しかしこんなにお客さんがいなくて航空会社は本当に大変だなと思いました。
コロナの影響が早く落ち着くことを祈ります…。

PCR検査

空港に着いたらまずPCR検査を受けました。
飛行機を降りてすぐに通路で説明を受け移動でした。
鼻の粘膜から検体を採取するとくしゃみなど出てしまうことで係員に飛沫がかかることが問題になっていましたが、私達が帰国したときには唾液を検体として使用できるようになっていました。
痛くないし唾液の方がよいですよね。
でも、一歳の子供はよだれ出してねって言って出せる年齢ではないので鼻でした。
そして、じゃあご両親も鼻でって私達も鼻からでした。そんな。
やり方はインフルエンザの検査と同じですね。
思ってるより奥まで棒を突っ込まれますがすぐ終わるし、全然耐えられるものです。
子供は押さえつけられ鼻に突っ込まれ大泣きでした。
押さえつけてごめんね、かわいそう…でも陰性でよかった。
結果が出るまでは人数にもよりますが時間がかかります。
私達は二時間ほど待ちました。夫の同僚家族は六時間待ったそうです。
待つ場所は空港内の指定の場所でなんにもない通路?のような場所にパイプ椅子がずらーっと並べてあるだけの場所です。
なかなかしんどかったです。おやつを持っていたので子供はおやつで機嫌を保ってもらいました。

14日間の待機先

日本入国後は14日間外出を控えた生活をしなければなりません。
公共交通機関も使っていけません。
私達は空港近くの入国後の受け入れをしているホテルで待機生活をしました。
受け入れしてくれているホテルは厚労相のHPで見られたのですが、今はPCR検査陰性ならほとんどどこでも受け入れてくれているようですね。
事前に自分で事情も説明して電話予約をしました。
空港からの移動は指定のシャトルバスが使えました。
公共交通機関を使えないので空港からの移動手段はシャトルバスかタクシーになるのではないかなと思います。
事前に確認が要りますね。

ホテルでの生活は、最初はずーっと部屋に籠りっきりなんだ、子供いるのに狭い部屋でずっと過ごすなんて無理だ…って思っていたのですが、
日用品の買い出し等の外出はしてもよいと言われました。
つまり感染拡大をさけた自粛生活、ドイツでもしていたような生活をすればよいという感じでした。
ホテル内のコンビニにいったり、密にならないオープンな場所、ホテル外を少し散歩するなどして過ごしました。
子供の食事は通販でベビーフードを買ってフロントで受けとりました。
総じて、予想よりは快適でよかったです。

無事帰宅

どうなることかと不安でしたがなんとかなりました。
帰りは公共交通機関で普通に帰りました。
外に出て改めて日本の夏の暑さに驚きました…。
ドイツの気候は快適だったな!
こんな状況でなければもっと楽しくドイツ生活を続けたかったな~。


帰国しましたが、放置ブログで書けなかったことがくさんあるので、過去の情報になってしまいますが溜めてしまっていた日記を思い出しながら書いたりしたいと思っています。